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委員会一覧

編集委員会

委員長  中村陽一

 日本死の臨床研究会では、第1回年次大会が行われた1977年より、大会の記録号を発刊してきました。当会の大切な財産であり、未来に向けて残していくことが、編集委員会に与えられた使命と思っております。2021年12月に第45回の福岡大会が開催されました。新型コロナ感染症の影響でweb開催でしたが、全国の参加された皆さまも積極的に討議にご参加いただきました。大会事務局から講演、シンポジウムで登壇された方に執筆依頼をさせていただいております。また、事例検討、特別事例検討では当日のディスカッション内容を踏まえた議論の記録をお願いしております。会員の皆様には、2022年の初夏までにお届けしたく、作業をすすめて参ります。

 web開催ではありましたが、今まで通り冊子で作成いたします。パソコンやモバイル端末ではなく、ぜひ、紙をめくりながら、死の臨床を感じて頂ければと思います。

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国際交流委員会

委員長 栗原幸江

 国際交流委員会では、「さまざまな文化背景や価値観に触れ、自分のとらえ方や考え方・感じ方を改めてふり返ってみる」ことを意図して、毎年の年次大会において、グリーフケアやセルフケア/スタッフケアといったテーマを軸に『国際交流広場』を企画開催してきました。

 第45回年次大会の『国際交流広場』はリモート開催を活かして米国ニューヨーク在住の演者の岡田圭先生とライブでつながり、日々の臨床実践に織り込まれたスピリチュアルケアについて、そしてケアに携わる者の姿勢について触れていただきました。詳細は後の報告に述べますが、岡田先生の感性豊かなお話や言葉の一つ一つが参加された方々の心に響き、思索への刺激となったのだなということが、ライブ参加後のアンケートからも伝わってきました。このセッションが参加者の皆さんのこころをほっこり温め、やる気スイッチをオンにし、大切なことを改めて再確認する時間となったということが伝わり、「ケアに携わる方々自身のケアにつながりますように」との委員たちの意図どおり、いえ、それ以上の豊かな時間となった様子が伝わってきました。オンデマンド動画視聴後のアンケート、ライブセッションのチャット、そして参加後のアンケートにつづられた言葉たちに、岡田先生もとても喜んでおられ、また思索が刺激されたようです。いただいた質問への回答をどのようにお伝えしようかということも検討中です。演者の岡田圭先生とご参加のみなさまとの双方向の豊かな交流が可能になったことに心よりお礼申し上げます。

 今回はライブセッションへの準備として事前オンデマンド配信の動画も作成いただいたのですが、きっと皆さん改めて事前配信のオンデマンド動画と当日のライブセッションを再度視聴し、死の臨床の現場でケアに携わる経験に伴う様々を振り返っていらっしゃるのではないかと思います。

 岡田圭先生とのコラボ企画は第2弾も企画しようと思いますので、どうぞお楽しみに。

 また、国際交流委員会では次年度の国際交流広場への企画を温め始めています。取り上げてほしい企画、テーマ等アイデアはいつでも大歓迎ですので、どうぞお声かけください。

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教育研修委員会

委員長 長澤昌子

 2021年度第2回ワークショップについてご報告いたします。「死の臨床におけるコミュニケーション~スピリチュアルケアを目指して~」をテーマに、2021年10月17日(日)9時~13時、オンラインで開催しました。参加者は15名で、約80%の方が初めての参加でした。職種は医師・看護師・臨床心理士・鍼灸師で、このうち2名が教育関係の方です。講師・ファシリテーターとして教育研修委員12名が共に学びました。

 プログラムは、ミニレクチャーに続けて、委員によるデモ・ロール・プレーを行いました。今回もテーマは「怒り」ですが、前回とは担当する委員を替えて行いました。観察・傾聴・確認・共感のスキルなしと、スキルありのパターンを演じ、振り返りを行いました。その後、4グループに分かれて、参加者によるロール・プレーを行いました。

 終了時アンケートの結果は、次の通りです。オンラインの参加については、「慣れているので問題なし」57.1%、「不慣れだったが問題なかった」21.4%、「多少問題があったが解消できた」21.4%で、今後もオンラインでロール・プレーを含めたワークショップの機会を持つことについて92.9%が「ぜひ持つべき」との回答でした。“明日からのコミュニケーションに活かすためのヒントが得られましたか”という問いに対しては「充分得られた」71.4%、「まあまあ得られた」28.6%でした。参加者からの感想では、「初めての参加で不安でしたが、皆さんと楽しく学ぶことができました」「ファシリテーターが複数いることで、安心してロール・プレーができました」「WEBでもスムーズな運営で良かった」「オンラインは遠方からも参加しやすい」などがありました。全体的にオンライン研修は好評なのですが、「ロール・プレー中、音声が途切れて困った」との意見もありました。事前練習会を設けておりますが、工夫しながら進めてまいりたいと思います。今年度あと2回、2022年1月30日と、3月27日に予定しております。

 第45回年次大会においては、ワークショップをより多くの方に知っていただき共に学ぶ仲間が増えるように、委員会企画スピリチュアルケアとコミュニケーション『こんな時、あなたならどうする』を配信しました。第1期・第2期では、ミニレクチャーとワークショップの様子を配信しました。12月4日のライブ配信では、委員によるロール・プレーを録画し、コミュニケーション技法をよりわかりやすくお伝えするため、解説つきを見てもらうことにチャレンジしました。参加者からの質問はチャットでいただいたので顔が見えなくて少し残念ではありましたが、現場での悩みやロール・プレーからの気づきに基づき質問していただき、貴重な学びの場となりました。第3期配信では、ライブの様子をご覧いただけますので、ご感想などお寄せいただければ幸です。

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企画委員会

委員長 横山幸生 

 企画委員会では、第45回死の臨床研究会年次大会において、企画委員会シンポジウム「真の援助者を目指して」を開催いたしました。シンポジストの畑中陽子氏(国家公務員共済組合連合会 斗南病院)が「真の援助者を目指して~Aさんの願い」、原信太郎氏(愛野記念病院)が「コロナ診療の最前線で届ける 祈りとスピリチュアルケア」と題して講演くださいました。参加者からは、「医療従事者という以前に、自分自身も今を生きており、感情をもったひとりの人として患者さんやご家族に出逢い、その方の存在そのものを大切にしていくことが重要である…」「支援者である私たちもまた、誰かの支えを必要としていることにあらためて気づきました。私たちは患者さん、ご家族と出逢い、様々な生き様について伺うことで、自分自身の視野、世界が広がり、ひとりの人として成長していける、そのような貴重な場に立たせていただけている…」など、お二人のお話から学んだ感想がありました。

 本シンポジウムではおふたりそれぞれの講演の後、参加者が小グループに分かれてディスカッションを行っています。グループでの語り合いを通して、自分自身の実践をふりかえる機会となったり、自分の思いを分かち合い気持ちが楽になったなどという、参加者からのご意見をお聞きし、死の臨床に向きあう人たちが語りあう機会の大切さを強く感じているところです。

 企画委員会では、今後も会員相互の対話が深まる企画を考えてまいります。

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ありかた特別委員会

委員長 三枝好幸

 ありかた特別委員会では現在、一般社団法人化に伴う定款や細則の作成作業をしております。丁度このニューズレターが発刊される頃には、定款案を会員の方向けにホームページ上で公開し、皆様のご意見を伺う期間になっていると思います。来春の完成を目指しておりますが、忌憚のないご意見をお待ちしております。

 ご理解ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

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